大家さん必見！伏見区で収益物件の瓦屋根・トタン屋根の修理！雨漏り対策もバッチリ！
対象物件の室内が全面リフォーム中とのこと、これは絶好の調査チャンスです！天井が取り払われているため、屋根裏を隅々まで観察し、雨漏りの痕跡を確実に発見することができます。
雨漏りの跡は、様々な形で現れます。
- シミや変色: 雨水が染み込んだ跡は、天井や壁にシミや変色として現れます。特に、水滴が垂れたような形状のシミは、雨漏りの可能性が高いです。
- カビや苔: 雨漏りによって湿度の高い状態が続くと、カビや苔が発生しやすくなります。特に、黒カビは雨漏りの代表的なサインです。
- 木材の腐食: 雨水が木材に染み込むと、腐食しやすくなります。木材が腐食すると、強度が低下し、建物の構造に影響を与える可能性があります。
- 白華: 雨水に含まれる成分が結晶化して、白い粉状の物質が付着することがあります。これは白華と呼ばれ、雨漏りのサインの一つです。
これらの痕跡を発見したら、以下の点を確認しましょう。
- 発生場所: 雨漏りの跡が屋根裏のどの部分に発生しているのかを確認しましょう。特定の場所に集中している場合は、その場所を中心に原因を探ります。
- 発生時期: 雨漏りの跡が発生した時期を推測しましょう。最近発生したものであれば、原因を特定しやすくなります。
- 雨漏りの原因: 雨漏りの原因は、屋根材の劣化、破損、施工不良、排水不良など様々です。原因を特定することで、適切な修理方法を検討することができます。
今回の工事では、建物前面に設置された幅４メートル、出幅３０センチほどのS瓦葺き庇を撤去し、ガルバリウム鋼板製の庇に貼り替えます。
S瓦庇の撤去理由
S瓦は、軽量で耐久性に優れている素材ですが、経年劣化によって色褪せやひび割れなどが発生し、雨漏りの原因となる可能性があります。また、近年は台風などの異常気象が頻発しており、従来のS瓦では強風による飛散リスクも懸念されます。
ガルバリウム鋼板庇の採用理由
ガルバリウム鋼板は、優れた耐食性と耐熱性を持ち、軽量で強度に優れている素材です。また、メンテナンスの手間も少なく、長期間美しい外観を維持することができます。さらに、カラーバリエーションも豊富なので、建物全体のデザインに合わせることができます。
工事内容
- 既存のS瓦庇を撤去します。
- 下地を調整し、ガルバリウム鋼板を貼り付けます。
- 雨仕舞いを施し、完成です。
建物の裏側に増築された波トタン屋根は、深刻な劣化状態にあります。波トタンは錆びつき、穴が開いている箇所も確認できます。このまま放置すると、雨漏りが発生する可能性があります。
補修方法は２パターン
波トタン屋根の修繕: 錆びた波トタンを新しいものに取り替える必要があります。
塗装: 新しい波トタンに塗装を施すことで、錆びを抑制し、耐久性を向上させることができます。
しかし、波トタン屋根の錆は深刻な状態です。表面全体が赤錆に覆われ、穴が開いている箇所も見えます。このような状態では、塗装は不可能です。
塗装ができない理由
- 塗料の密着不良: 錆びた表面に塗料を塗っても、密着が悪く、すぐに剥がれてしまいます。
- 錆の進行: 塗装で表面を覆っても、内部の錆は進行し続け、さらに深刻な状態になります。
- 費用対効果: 塗装は一時的な解決策であり、根本的な解決にはなりません。
以上の理由から新しい屋根材に貼り替えが必要です。
瓦屋根の深刻な劣化：雨漏りリスクと早急な修繕の必要性
瓦屋根の劣化が深刻な状態であることが確認できます。具体的には、以下の問題点が挙げられます。
瓦のズレ:
- 瓦が大きくズレている箇所があり、雨漏りのリスクが高まっています。
- 雨水が瓦の下に浸入すると、建物の構造体や内装を損傷する可能性があります。
隣家との取り合い部分の谷板金:
- 谷板金は、隣家との屋根の接合部を雨水から守る役割を果たします。
- 画像では、谷板金にゴミが溜まり、排水が正常にできていない様子です。
- 排水が滞ると、雨水が溢れ、両家の屋根や壁を損傷する可能性があります。
修理に状態に応じて数パターンあります。
瓦のズレ:
- ずれ落ちている瓦は、雨漏りの原因となるため、正しい位置に戻す必要があります。
- 瓦が割れている、欠けているなどの損傷が見られる場合は、交換が必要です。
- 漆喰が剥がれ落ちている場合は、補修が必要です。
谷板金の清掃:
- 谷板金に溜まったゴミは、排水不良を引き起こすため、定期的に清掃する必要があります。
- 排水が悪くなっている場合は、谷板金が腐食している可能性があり、交換が必要になることもあります。
現状の状態から考えると、費用はかかりますが、瓦屋根の貼り替え工事、谷板金の交換が必要です。
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