当初の計画は屋根塗装、天窓を撤去でした。。。。

外壁塗装やさんからの依頼で、屋根を塗装するので天窓を撤去して欲しいという依頼で足場が架設されたタイミングで現地調査にお伺いしました。
天窓は経年たつと雨漏りの原因ナンバー１といっても良いくらい問題になることが多いの場所なので灯り取りが必要でない場合は撤去されるのが良いかもしれません。

天窓の確認を終えたので全体もチェックします。
依頼された場所だけではなく万が一他にも不具合があっても見逃さないように建物全体を確認させていただくようにしています。

すると何ていうことでしょう、屋根材で使用されているカラーベストがパイ生地状にめくれあがっているではありませんか。。。
これはノンアスベスト（無石綿）の初期の頃の屋根材　コロニアルネオという屋根材です。

製造メーカーは製品には問題がなく、メンテナンスは塗装でもOKということにはなっていますが、実際の現場でこのような基材そのもののめくれが発生している場合、塗装をしても屋根材がめくれてしまうので、このような症状が出ている場合は塗装はしない方が良いと思います。

＊めくれの症状が見られない場合は塗装もOKです。

雨水を集めて流す、谷とい周辺の画像です、コロニアルが酷くめくれて苔が生えています。　めくれる事で撥水する塗膜も無くなってしまっているので雨水が染み込み常に湿った状態を作り出し苔が青々と繁殖してしまっています。

この状態のまま塗装工事を続けてしますと新たに塗装しても状態の改善は望めませんので、スーパーガルテクトによるカバー工事を提案させていただきました。

何度も言いますが、めくれの症状がに場合は塗装もできる場合がありますのでコロニアルネオであるからカバー工事一択という事ではありません。
現在の状況を確認して正しい提案をさせて頂けたらと思い現地無料調査をさせていただいています。