京都市伏見区で築16年が経過した戸建て住宅のメンテナンスを通じて、カラーベストのお手入れ方法について解説。ご相談いただいた住宅は屋根塗装を予定しておりましたが、カラーベストの一部が変形・破損しており、屋根カバー工法を実施する流れとなりました。

カラーベストは誤ったメンテナンス方法を実施すると、期待していた性能を発揮できない可能性があります。未然に屋根工事で失敗しないためにも、当記事では詳細を解説していきましょう！

カラーベストのメンテナンス方法

屋根塗装

カラーベストは屋根材自体の状態が良ければ、屋根塗装によるメンテナンスが可能です。カラーベストは屋根材自体に防水機能がないため、表面を塗装でコーティングする必要があります。

特に苔や汚れなどが生じている場合は、屋根材自体の防水・排水機能が弱くなっているサインです。経年劣化の深刻な進行を防ぐためにも、屋根塗装は早めの実施が推奨されます。

屋根カバー工法

一定以上劣化したカラーベストは、屋根カバー工法の実施が有効です。屋根カバー工法とは既存の屋根材の上から、新たな屋根材を被せるように設置する屋根メンテナンスとなります。

既存の屋根材解体に伴う人件費・手間がないため、比較的ローコスト・短い納期で実施できる屋根工事です。今回は新規屋根材として、高機能の金属屋根材「スーパーガルテクト」を使用して、屋根カバー工事を実施いたしました。

葺き替え工事

カラーベストの経年劣化が深刻な場合は、葺き替え工事の実施が推奨されます。葺き替え工事は既存屋根材を全て撤去し、下地をメンテナンスした上で新たな屋根材を設置する屋根工事です。

屋根を新たに作り直すため、雨漏りが発生しているような劣化が伴う住宅に推奨されています。カラーベストの耐用年数は定期的にメンテナンスした場合でも20〜30年程度のため、劣化が深刻な場合は葺き替え工事の実施も検討してみましょう。

カラーベスト屋根のメンテナンスもお任せください！

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