HOME
現場ブログ
宇治市で中古で購入したお客さまの物件外壁を調査、定期的な外壁塗装が推奨される

宇治市で一部防水塗装が剥がれた、塀の状態確認を実施した事例記事の続きを紹介していきます。外観に大きな影響を与える塀は、定期的な塗装の実施がおすすめです。

前回のブログ▼
宇治市で中古住宅の塀の状態確認、一部車の衝突歴と想定される防水塗装の剥離が生じていました

今回は外壁塗装の必要性や、経年劣化した外壁塗装を放置すると想定される不具合の一例などを紹介していきます！

外壁塗装の必要性

外壁塗装は長年の経年劣化で汚れた外壁を美しく一新できるだけでなく、建物を保護する大切な役割を果たしている部分です。雨風に常に晒されている外壁自体には防水性がないため、塗膜がないと雨水が浸透してしまい外壁材の腐食が進みます。

住宅内部の木材に湿気が生じるとシロアリによる腐食被害に発展する恐れもあるため、適切なタイミングでの外壁塗装は建物の寿命を延ばし、大規模な修繕費用をおさえる効果を期待できるでしょう。加えて、外観を美しく保つことで、不動産としての資産価値を維持する効果も期待できます。

外壁塗装の経年劣化を放置すると……？

外壁塗装は紫外線による化学反応で、徐々に粉状へ分解されてしまいます。経年劣化した外壁塗装を放置すると、防水機能が低下し雨水が建物内へ浸入する恐れも想定されるでしょう。

分解された外壁塗装は防水機能が失われるため、外壁材自体が直接ダメージを受け劣化が進行する可能性があります。特に外壁の内部構造が腐食するとシロアリ被害に直結し、建物全体の耐久性が低下し大規模な修繕が必要になる恐れも。

外壁塗装は適切なタイミングで実施しなければ、修繕コストがかさみ大きな負担となる可能性があるためご注意ください。

外壁塗装と同時の塗装が推奨される付帯部

外壁塗装は付帯部と呼ばれる、外壁以外の箇所の塗装も同時に実施するのがおすすめです。一例として、ご覧いただいている軒天や雨樋などが挙げられます。

特に、雨樋は紫外線や風雨の影響を受けやすく、劣化が進むとひび割れや変形が生じるため、塗装による保護が推奨される箇所です。軒天も外壁と同様に風雨の影響を受けやすい部分のため、塗装を怠ると腐食や剥がれが発生しやすくなります。

付帯部を外壁と一緒に塗装すると美観を維持するだけでなく、建物全体の耐久性向上が期待できるので、あわせて実施を検討してみましょう。