2026.07.20
京都府相楽郡笠置町のお客様より、「屋根の赤い塗装があちこち剥がれて白く見えるので、屋根塗装で直せるのか、葺き替えまで必要なのか見てほしい」とご相談をいただきました。現地に到着して屋根全体を見上げると、遠目にも色あせと白い斑点状の剥がれが目立ち、築年数相応の劣化に加えて、屋根材その…
こんにちは。街の屋根やさん京都南店、Kチーム株式会社の吉岡です。
今回、京都府相楽郡精華町のお客様から、
「瓦と壁の細い隙間に落ち葉が詰まっている。雨の日に水があふれて、建物の中へ入らないか心配」
とのご相談をいただきました。
屋根と外壁の間は地上から見えにくく、落ち葉が何年も蓄積しているケースがあります。
落ち葉で雨水の通り道が狭くなると、瓦の下や外壁側へ水が回り込み、防水紙や木下地を傷める可能性があります。
精華町は街の屋根やさん京都南店の対応エリアです。受付状況と交通状況が合えば、最短45分で現地へ伺います。
屋根点検と見積もりは無料です。落ち葉清掃だけで済む段階か、板金補修が必要な段階かを切り分けます。
今回のお客様が気にされていたのは、黄色系の洋瓦と外壁の間にある細い隙間でした。
隙間には落ち葉や枝、土ぼこりがたまり、雨水の通り道が狭くなっていました。
今回は、溢水・排水不良の症状を主軸に調査しています。
「まだ室内に雨漏りしていないから大丈夫」とは判断できません。
屋根の表面に降った雨は、瓦の上だけでなく、瓦の隙間や外壁との境目にも流れ込みます。
排水経路がふさがると、通常とは違う方向へ雨水が流れ、外壁側や瓦の下へ回り込むことがあります。
写真では、外壁と瓦の間に枯れ葉や土が連続してたまっていました。
この部分は幅が狭く、地上から見えません。定期的な清掃が難しいため、落ち葉が少しずつ堆積して排水を妨げます。
屋根と外壁が接する部分を、屋根工事では「取り合い」と呼びます。
取り合い(つまり、屋根と壁など異なる部分が接している境目)には、雨水を建物内部へ入れないための板金が施工されています。
落ち葉が板金の上にたまると、水の流れが止まりやすくなります。
雨量が増えた際には、雨水が板金の立ち上がりを越えたり、瓦の裏側へ逆流したりする可能性があります。
写真では、外壁側の狭い排水部分に水分と汚れが残っていました。
周辺には配線や既存の補修箇所もあるため、清掃だけでなく、外壁側のひび割れや板金の状態も確認する必要があります。
瓦は、屋根に降った雨をすべて単独で防いでいるわけではありません。
瓦の下には防水紙が施工されています。
防水紙(つまり、瓦の下へ入った雨水を建物内部へ通さないシート)が、雨漏りを防ぐ第二の防水層です。
その下には野地板があります。
野地板(つまり、瓦や防水紙を支えている屋根の木下地)が長期間濡れると、腐食や強度低下につながります。
落ち葉の問題は、見えているゴミの量だけでは判断できません。
本当に確認すべきなのは、落ち葉の下にある板金が腐食していないか、防水紙が切れていないか、木下地まで水が到達していないかです。
表面の落ち葉を取り除いても、板金に穴が開いていたり、防水紙が劣化していたりすれば、雨水の侵入リスクは残ります。
広い範囲を確認すると、落ち葉の堆積が一部分だけではなく、壁際に沿って続いていました。
一か所だけ清掃して終えるのではなく、軒先まで雨水が流れる経路全体を確認する必要があります。
雨漏りが疑われる箇所へ、表面からコーキング材を塗る補修を見かけることがあります。
コーキング(つまり、隙間を埋めるゴム状の防水材)は、正しい場所へ使用すれば有効です。
しかし、雨水の出口まで塞ぐと、瓦の下へ入った水が排出できなくなります。
排水経路を確認せずに隙間を塞ぐと、内部に水をため込み、雨漏りを悪化させる場合があります。
今回も、最初からコーキングで塞ぐ方法ではなく、落ち葉を撤去して水の流れを確認する方法をご提案しました。
水が入る位置だけでなく、水が外へ出る位置まで確認することが、壁際補修では重要です。
最初に壁際へ堆積した落ち葉を取り除きます。
ゴミを残したままでは、板金の腐食や穴あき状態を確認できません。
水を流して、軒先まで正常に排水されるか確認します。
通水確認(つまり、実際に水を流して詰まりや逆流がないか調べる作業)により、目視だけでは分からない排水不良を確認できます。
瓦がずれていると、想定以上の雨水が瓦の下へ入ります。
割れや固定不足がないか、一枚ずつ確認します。
表面から板金や防水紙を確認できない場合は、必要な範囲の瓦を一時的に取り外します。
問題のない瓦まで広く撤去する必要はありません。
板金の腐食、穴あき、継ぎ目の開き、立ち上がり高さを確認します。
立ち上がり(つまり、雨水が壁側へ越えないよう板金を縦方向へ折り上げた部分)が低い場合は、強い雨で水が越える可能性があります。
防水紙の破れや縮み、野地板の腐食を確認します。
木下地が傷んでいれば、板金だけを交換しても固定できません。
板金に穴あきや著しい腐食があれば、部分的な交換を行います。
既存板金の状態が良ければ、不要な交換は行いません。
葺き直し(つまり、既存の瓦を一度外し、防水部分を直してから瓦を戻す工事)を行います。
既存瓦が再利用できれば、新しい瓦の購入費を抑えられます。
清掃だけで済むのか、板金交換が必要なのかを順番に確認することで、必要な工事範囲に絞れます。
今回の屋根は、瓦屋根の横に青い金属屋根が隣接していました。
異なる屋根材が接する部分は、高さや水の流れが変わるため、雨水が集中しやすい箇所です。
雨仕舞い(つまり、雨水を建物内部へ入れず、外へ排出するための納まり)に問題がないか確認する必要があります。
写真では、瓦屋根と金属屋根の間にも落ち葉が入り込んでいました。
このような狭い部分は清掃用具が入りにくく、雨水と落ち葉が長時間残りやすい場所です。
板金や防水紙に問題がなく、落ち葉だけが原因の場合です。
清掃と通水確認で排水状態を改善します。
板金の腐食や防水紙の部分的な劣化が確認された場合です。
傷んでいる範囲の瓦を外し、板金や防水紙を補修して瓦を戻します。
防水紙の劣化や木下地の腐食が、壁際だけでなく屋根全体へ広がっている場合です。
瓦屋根は、そのまま上から新しい屋根材を重ねるカバー工法には適さないケースが多いため、全面改修では葺き替えを検討します。
葺き替えでは、既存瓦を撤去して防水紙と木下地を確認できるため、雨漏り原因を残しにくくなります。
屋根全体の防水層を一度に更新できるため、部分補修を何度も繰り返すリスクを減らせます。
ただし、今回の写真だけで全面葺き替えが必要とは判断できません。
落ち葉を取り除き、板金、防水紙、木下地の順に確認してから工事範囲を決めます。
【今回の参考情報】
参考費用:約15万~40万円
(税別/壁際清掃、必要範囲の瓦脱着、部分的な板金・防水紙補修を想定。条件や劣化状況により変動します)工期:1~3日間
清掃と通水確認だけで改善する場合は、上記より費用を抑えられる可能性があります。
一方、木下地の交換や足場設置が必要な場合は、費用と工期が増えます。
現地確認後は、次の内容を分けて見積書へ記載します。
見積書で工事範囲と数量を確認してから依頼するか判断できます。相見積もりも歓迎しています。
落ち葉詰まりを早い段階で解消できれば、板金や防水紙へ長時間水が触れる状態を減らせます。
清掃だけで改善できる時期を過ぎると、板金交換、防水紙補修、木下地交換へ工事範囲が広がります。
早期点検の実利は、雨漏りを防ぐことだけでなく、交換する部材と工事日数を減らせる可能性があることです。
屋根の上は滑りやすく、瓦を踏む位置を誤ると割れることがあります。
ご自身で屋根へ上がらず、地上から見える範囲の写真や、雨の日の症状をお伝えください。
今回は京都府相楽郡精華町で、瓦と外壁の隙間に詰まった落ち葉と排水状態を調査しました。
私たちは、落ち葉を除去するだけで済むのか、板金補修や瓦の葺き直しが必要なのかを段階的に確認します。
最初から屋根全体の工事を前提にはしません。
ただし、防水紙や木下地の劣化が屋根全体へ広がっている場合は、部分補修を繰り返すより、葺き替えのほうが長期的な修繕回数を抑えられることがあります。
現地調査・屋根点検・見積もりは無料です。
雨の日に水があふれる、壁際に落ち葉が見える、天井や壁に薄いシミが出ている場合は、症状が広がる前にご相談ください。
今回は精華町でしたが、私たちは京田辺市・木津川市・城陽市へもフットワーク軽く伺います!
街の屋根やさん京都南店、Kチーム株式会社の吉岡が、写真と工事範囲を照らし合わせて補修方法をご説明します。
部分補修から屋根全体の葺き替えまで、必要な範囲と不要な範囲を分けてご提案します。
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