
2025.05.12
京都市南区で訪問営業に指摘を受け、不安になったお客さまからご相談をいただいた事例記事の続きを紹介してきます。現地調査の結果、軽微なズレのみでしたが葺き替え工事を今後検討しているとのことで、4種の屋根材でお見積もりをさせていただきました。前回のブログ▼京都市南区で訪問営業に指摘を受…

「屋根材の色褪せや雨樋の劣化が気になるんです…」
築35年の戸建てに住むお客様から、このようなご相談をいただきました。
昨年の台風シーズンには雨漏りの不安も感じられたとのことで、思い切って屋根と雨樋のリフォームを決意されたそうです。
早速、現地調査に向かうと、老朽化した瓦屋根に色褪せが確認できました。
屋根の軒先に設置されている雨樋も交換時期が過ぎていたので、屋根の葺き替え工事と雨樋の交換工事をご提案。
お見積もりの内容にご納得いただき、工事のご用命をいただきました!
皆さん、こんにちは。
街の屋根やさん京都南店です。
本日は、京田辺市で老朽化した瓦屋根を葺き替えた施工事例をご紹介します。
瓦屋根は経年劣化が進むと強風で飛ばされたり、防水機能が低下して建物に雨水が侵入したり、大惨事に見舞われることも。
台風や集中豪雨による被害を未然に防ぐためにも、京田辺市の現場では自然災害に強い「ルーガ雅」という屋根材に葺き替えました。
そこで、現地調査から屋根の葺き替え、雨樋の交換、完工までを大公開!
ルーガ雅という屋根材についても詳しく紹介しますので、屋根のリフォームを検討されている方は最後までご覧いただけますと幸いです(^^)/
<そもそも、街の屋根やさんって??>
お客様と初めてお会いしたのは、春の暖かな日差しが心地よい日でした♪
「長年、住み慣れた家だから、これからも安心して暮らしたいんです。屋根のこともよく分からなくて…」
少し不安げな表情で話されたお客様に、現在の屋根と雨樋の状況を詳しく伺いました。
築年数や過去のメンテナンス履歴、そして今回特に気になっている点などを丁寧にヒアリング。
屋根材のルーガ雅については、耐久性や意匠性にご興味をお持ちとのことでした。
後日、改めてお客様のお宅へ伺い、屋根の現地調査を実施。
屋根に上がらせていただくと、経年による色褪せだけでなく、瓦のズレやひび割れ、そして雨樋の歪みや詰まりも見受けられました。
これらの状況を写真で記録し、お客様にご覧いただきながら詳しく説明します。
「やっぱり傷んでいるんですね…素人目にはなかなか分からなくて。」
実際に屋根の状態を見て、お客様もリフォームの必要性を改めて感じられたご様子。
調査結果を踏まえ、お客様のご要望と建物の状況に最適な提案をさせていただきました。
屋根材には、耐久性に優れ、美しい意匠が長持ちする「ルーガ雅」をご提案。
割れない、ズレない、軽い、従来の常識を覆すハイブリッド瓦「ROOGA(ルーガ)シリーズ」
豊富なカラーバリエーションのなかから、建物の外観に調和する落ち着いた色合いをお選びいただきました。
雨樋については既存の雨樋の形状や排水能力を考慮し、耐久性の高い塩化ビニール製の雨樋をご提案。
軒樋(のきどい)と竪樋(たてどい)の接続部分や固定金具なども、最新の技術でしっかり取り付けることを説明しましたよ(^^)/
私どもの提案に納得いただけたので、いよいよ工事スタートです!
まずは、安全第一で足場を設置しました。
弊社ではすべての現場において、安心・丁寧な施工を心がけています('◇')ゞ
屋根を葺き替えるにあたり、既存の屋根材と雨樋を丁寧に撤去しました。
土葺き瓦屋根は瓦の下に土が敷かれているので、土も一緒に撤去します。
長年の汚れや堆積物も綺麗に取り除き、下地をしっかり整えることが、新しい屋根と雨樋を長持ちさせるための秘訣ですd(^_^o)
次の工程は、屋根の下地の補強です。既存の野地板の上に新しい野地板を被せていきます!
野地板は防水シートや瓦などの屋根材を支える重要な部分になるので、傷んでいると屋根材を固定することができません。
屋根材が台風や強風で飛ばされないためにも、新たな野地板を貼って強度を上げていきます。
野地板を貼った後は、雨漏りを防ぐために欠かせない防水シートの設置作業です。
野地板を防水シートで覆わないと、瓦の隙間から侵入した雨水が野地板に染み込み、腐食が進んでしまいます。
野地板を雨水から守るためにも、丁寧な施工と高品質な防水シートが求められます!
今回、京田辺市で行った屋根の葺き替え工事では、改質アスファルトルーフィングという防水シート(ルーフィング)を採用しました。
改質アスファルトルーフィングは、通常のアスファルトルーフィングにゴムや樹脂などを加えて、耐久性・防水性を向上させたルーフィング材です。
防水シートも建物の寿命を左右する大事な部分なので、品質重視で選ぶことをおすすめします(^^)/
雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
京田辺市の葺き替え工事では、屋根材に瓦のようなデザインの「ルーガ雅」を採用しました。
ルーガ雅はルーガという屋根材の一種で、陶器瓦のような重厚感があり、意匠性に優れています。
古くから日本で使われてきた美しい瓦のデザインを残しつつ、重くて割れやすいという瓦の弱点を克服。
優れた性能を備えながらも、日本の伝統的な和風住宅にマッチする注目の屋根材です。
【ルーガ雅のメリット】
・重量が陶器瓦の半分程で、地震に強い
・衝撃に強く、割れにくい
・ビスで固定するので、飛ばされにくい
・重厚感があり、伝統的な木造住宅にマッチする
・耐久年数は30年以上と長く、色褪せに強い
・断熱効果があり、室内で快適に過ごせる
【ルーガ雅のデメリット】
・他の屋根材に比べて、工事費が高い
・保証期間が10年と短めの設定
京田辺市の屋根葺き替え工事で使用した屋根材のルーガには2つの種類があり、カラーバリエーションも豊富です٩( 'ω' )و
ルーガ雅・・・和風住宅に合う瓦のような形状の屋根材
ルーガ鉄平・・・洋風住宅に合う平たいデザインの屋根材
カラーバリエーションは、ブラック・ブラウン・グレー・オレンジ・レッド・オークの6色になります。
建物に合わせて、形状とカラーを選べるのは嬉しいですよね♪
ルーガ雅の施工は、一枚一枚丁寧に、そして確実に。熟練の職人たちが、その技術と経験を活かし、美しい屋根へと仕上げていきます。
屋根本体の設置が終わったら、役物(やくもの)と呼ばれる部材を取り付けていきます。
役物は屋根の頂上や端に取り付ける部材で、
・雨水の侵入を防ぐ
・屋根材を固定する
などの役割があります。
屋根と壁が取り合う部分には、雨押さえ板金を設置しました。
まず最初に下地となる木材を取り付けてから、雨押さえ板金を設置します。
板金の継ぎ目は、雨水が入ってこないようコーキングで防水しました!
2階部分の屋根の頂上には、棟板金を取り付けていきます。
雨押え板金同様、下地を取り付けてから棟板金を設置しました。
屋根の頂上にあたる棟は強風の影響を受けやすいので、しっかりビスで固定します(・ω・)ノ
雨樋の寿命は素材の種類によっても異なりますが、20~25年が交換時期と言われています。
京田辺市の現場の雨樋はメンテナンスの時期が過ぎていたので、塩化ビニール製の雨樋を設置しました。
雨樋の取り付けも雨水の流れを考慮し、正確な勾配と接続を徹底しましたよ♪
ついに、工事が完了しました!
足場が撤去され、新しくなった屋根と雨樋のお目見えです(^^)
施工前の写真と比べると、その違いは一目瞭然ではないでしょうか!?
色鮮やかで重厚感のあるルーガ雅の屋根と、新しく機能的な雨樋が建物の印象を大きく変えました。
施工後の写真からも、その美しさが伝わるかと思います!
工事完了後、お客様からは「本当に綺麗になって、新築みたい!これで雨の日も安心して過ごせます。丁寧な説明と施工、本当にありがとうございました。」と、大変嬉しいお言葉をいただきましたヾ(*´∀`*)ノ
<弊社のお客様の声はこちら>
京田辺市の屋根・雨樋リフォーム工事では、お客様との丁寧なコミュニケーションを大切にし、現状の把握から最適なご提案、そして安心・丁寧な施工を心がけました。
築35年という歳月を経て、住まいの顔である屋根と雨樋が美しく生まれ変わり、お客様の安心した暮らしをサポートできることを、私たちも大変嬉しく思います!
屋根や雨樋でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
お客様一人ひとりの状況に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
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