2025.12.19
みなさんこんにちは。街の屋根屋さん京都南店、現場責任者の渡辺です。 本日は、京都府向日市にお住まいのS様より、「ふと見上げたら天井にシミができていて、雨漏りしていないか心配。家のメンテナンス時期も見てほしい」というご相談をいただき、調査に伺いました。 私はこの道25年になりますが…
みなさんこんにちは!街の屋根屋さん京都南店です。 今回は、京都市伏見区にお住まいのS様より、スレート屋根のメンテナンスについてご相談をいただき、「葺き替え工事(ふきかえ)」を行いました。
既存の屋根の色あせが気になるとのことでしたが、今回は耐久性とコストパフォーマンスに優れたカラーベスト(KMEW社製 コロニアルクァッド) を使用し、新築のような美しい屋根に生まれ変わりました。
伏見区で屋根の劣化にお悩みの方の参考になるよう、工事の様子を詳しくご紹介します。
施工エリア: 京都市伏見区
施工内容: 屋根葺き替え工事(既存スレート撤去・新設)
使用屋根材: KMEW コロニアルクァッド(色:ココナッツブラウン)
工事期間: 5日間
工事費用: 120万円
まずは既存の屋根材を撤去し、下地の上に新しい防水シート(ルーフィング)を敷き込みます。屋根の寿命を左右する重要な工程です。 軒先(屋根の先端)には、「唐草(からくさ)」と呼ばれる板金を取り付け、雨水を適切に雨樋へと流す準備を整えます。
続いて、新しい屋根材を葺いていきます。 今回使用したのは、ケイミュー株式会社の「コロニアルクァッド」です。
互い違いに配置: 上下の継ぎ目が重ならないよう、レンガ積みのように「千鳥(ちどり)」に配置することで、雨水の侵入を防ぎます。
4本留め施工: 強風で屋根材が飛散しないよう、専用の釘を1枚につき4本打って確実に固定しています。
屋根の端部分(ケラバ)も、板金できっちりと納めます。 切妻屋根(きりづまやね)の形状に合わせて、現場で加工しながら隙間なく取り付けていきます。
最後に、屋根の頂点部分に「棟板金(むねばんきん)」を取り付けます。 中には「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる木材の下地を入れ、その上から板金を被せて固定します。これで雨仕舞いは完璧です。
こちらが完成後の写真です。
今回は「ココナッツブラウン」というカラーを採用しました。 以前の屋根よりも温かみがあり、お住まい全体の雰囲気が明るくなりました。「一列おきに入った目地」が整然と並び、非常に美しい仕上がりです。
今回、伏見区のこのお宅で「塗装」ではなく「葺き替え」をご提案した理由は以下の通りです。
屋根の軽量化: 古い屋根材を全て撤去して軽いカラーベストに交換することで、建物への負担が減り、耐震性が向上します。
長期的なコスト: 築年数が経っている場合、表面だけ塗装してもすぐに不具合が出ることがあります。葺き替えることで、今後20年〜30年は大きな心配がいらなくなります。
京都市伏見区周辺で、屋根の葺き替えや雨漏り修理をご検討中の方は、ぜひ「街の屋根屋さん京都南店」にご相談ください。
「うちの屋根は塗装でいいの?それとも葺き替え?」 といった疑問にも、プロの職人が現地調査を行い、最適なプランをご提案します。
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