2024.08.25
城陽市の戸建て住宅で外壁塗装のついでに、瓦屋根の漆喰工事を実施した事例を紹介。外壁塗装の際に足場を設置したので屋根の葺き替えも検討していたそうですが、今回は見送ることに。足場は設置のたびに、高額な設置費用が伴います。そのため、リフォーム時には可能であれば足場を利用して、高所の作業…
八幡市でリビングの天井に染みを見つけ、屋根を見上げると何かが外れているように見えたというお問い合わせをいただきました。
雨漏りの可能性も考えられるため、早急な調査と修理が必要です。
このブログ記事では、このような状況の原因と解決策について、以下のような内容で詳しく解説します。
リビング天井の染みは、雨漏りや結露など様々な原因で発生します。放置すると、天井や壁の腐食、カビやダニの発生など、健康被害や住環境の悪化につながる可能性があります。
雨漏りは、リビング天井の染みの最も一般的な原因です。屋根や外壁の劣化、破損などが原因で雨水が侵入し、天井に染みを作ります。
結露は、室内外の温度差によって発生する水滴です。冬場に特に発生しやすく、天井に染みを作ることがあります。
カビや過去の雨漏りの跡なども、リビング天井の染みの原因となります。
リビング天井の染みを放置すると、以下のようなリスクがあります。
天井や壁の腐食は、建物の構造に関わる重大な問題です。また、カビやダニは、アレルギーや呼吸器系の病気の原因となる可能性があります。
棟板金がなくなっていた!
調査のため屋根に上がってみると、驚くべき事実が判明しました。なんと、棟板金が一部なくなっていたのです。
棟板金は、屋根の頂点部分にある金属板で、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしています。これがなくなってしまうと、雨水が屋根材の下に浸入し、天井に染みを作る原因となります。
お客様は、以前から強風があったことを知っていました。しかし、まさか棟板金が吹き飛ばされるほどとは想像していなかったそうです。
もう一度リビング天井を確認
前回、リビング天井の染みと屋根の異変について調査したところ、棟板金が一部外れていることが確認されました。しかし、その後再度リビング天井を確認したところ、染みの位置関係から。これは、棟板金が外れたこととは別の原因による雨漏りの可能性を示唆しています。
再度確認したリビング天井の染み、その原因がついに判明しました!
調査の結果、屋根の段差部分である棟違い部が原因である可能性が高くなりました。
棟違い部とは、屋根の形状が変わる部分に設置される部材です。この部分には、雨漏りを防ぐためのコーキングや板金が使用されています。しかし、経年劣化によってこれらの部材が劣化すると、防水性が低下し、雨漏りの原因となることがあります。
今回のケースでは、以下の原因が考えられます。
これらの原因によって、雨水が屋根材の下に浸入し、天井に染みとして現れた可能性があります。
今回の調査結果を踏まえて、以下の対策を実施します
1. 棟違い部の板金の交換
屋根の頂点に設置される棟板金は、雨水の侵入を防ぎ、屋根全体の耐久性を高める重要な役割を担っています。
しかし、経年劣化によって腐食や錆が発生すると、雨漏りなどの原因となり、住まいの構造体にもダメージを与えてしまいます。
棟違い部の板金の交換は、こうした老朽化した板金を取り外し、新しい板金に交換することで、雨仕舞いを強化し、屋根全体の耐久性を向上させる工事です。
2. 棟違い部のコーキング処理
棟板金と屋根材の隙間は、雨水の侵入経路となる可能性があります。
棟違い部のコーキング処理は、こうした隙間を専用のコーキング材で塞ぎ、雨水の侵入を防ぐための工事です。
コーキング材は、防水性と弾力性に優れた素材を使用することで、長期間にわたって雨漏りを防ぎます。
3. 棟板金の取り付け
棟板金は、屋根の形状に合わせて適切な長さ・形状のものを選定し、しっかりと固定する必要があります。
取り付け方法は、釘やビスを使用する方法や、屋根材と一体化するようにする方法など、屋根の種類や形状によって異なります。
街の屋根やさん京都南店では、経験豊富な職人が、屋根の状態を的確に診断し、最適な方法で棟板金の取り付けを行います。
費用について
上記3つの工事を含めた費用は、24万円税抜となります。
これらの対策により、雨漏りを完全に阻止し、リビング天井の染みを再発防止することができます。
今回の調査で判明した事実
費用は、使用する材料や屋根の形状、作業範囲などによって異なります。
詳細については、街の屋根やさん京都南店までお気軽にご相談ください。
無料調査・見積もりを実施しておりますので、屋根の状態が気になる方は、ぜひご相談ください。
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