2025.12.13
軽くて強いカラーベスト屋根へ大変身 まいど!街の屋根やさん京都南店です!全6回にわたってお届けしてきた 瓦屋根 → カラーベスト葺き替え工事(城陽市)、ついに最終回です! ここでは完成後の様子と、今回の葺き替えで得られたメリットをまとめて紹介します。 ■ 1:屋根が軽く…
まいど!街の屋根やさん京都南店です!
城陽市で行っている 瓦 → カラーベスト葺き替え工事、いよいよ仕上げ作業の「本体施工編」をお届けします!
今回の現場は特に
屋根が入り組んでいる
谷が複数ある
下屋との取り合いが多い
壁際の立ち上がりが多い
など、屋根職人から見ても“難易度高め” の現場でした。
しかし、雨仕舞い(雨水の流れ)を熟知した職人の手によって、
強く・美しく仕上がっていきます。
まずは屋根の端部に スターター(唐草板金) を設置。
これは
✔ カラーベストの落下防止
✔ 風の吹き込み防止
✔ 見切りを美しく見せる
という大切な役割があります。
カラーベストの仕上げを左右するため、ミリ単位で調整して取り付けます。
屋根材は必ず 軒 → 棟の順 に施工します。
今回使用したカラーベストは軽量で耐久性が高く、
瓦の約1/4の重さしかありません。
水がスムーズに流れるか
重なり幅は適切か
曲がりなく美しいラインが出ているか
釘がしっかり効いているか
一枚一枚の精度が屋根全体の仕上がりに直結します。
この現場の肝となったのが 谷板金まわりの施工。
谷は雨が集まりやすく、最も雨漏りしやすい場所。
そのため、以下を徹底しています👇
✔ 谷板金の下に二重防水
✔ カラーベストの端を正しくカット
✔ 谷へ雨が流れ込む角度の調整
✔ ゴミが溜まりにくいクリアランスを確保
谷はまさに“職人の腕が問われる場所” です。
今回の城陽市の屋根は、
一般的な寄棟や切妻と違い、交差する部分が多くありました。
屋根が折れたり曲がったりしている
下屋と上屋の角度が違う
水が滞留しやすい形状
このような屋根は、
雨水の流れを完全に理解していないと施工できません。
街の屋根やさん京都南店の職人は、
屋根を一枚の“水の通り道” として捉え、
最適な方向・角度を計算しながら施工しました。
壁との取り合い(サイドウォール)は雨漏りリスクが非常に高い場所。
今回は、
捨て板金
立ち上がり板金
カラーベストの被せ量調整
コーキング仕上げ
で 4重構造の防水 を作りました。
「目に見えない部分こそ丁寧に」
これが街の屋根やさん京都南店のこだわりです。
カラーベストの施工が終わったら、
屋根のてっぺんである 棟(むね) の工事へ。
貫板を取り付け、台風でも飛ばされないようにガッチリ固定します。
カラーベストはカラーも質感も上品で、
施工後の屋根はまるで新築のような仕上がりに。
お客様も
「同じ家とは思えない!」
と驚かれていました。
今回の城陽市のような複雑な屋根形状は、
ただ屋根材を並べるだけでは施工できません。
✔ 雨仕舞いを熟知した職人の読み
✔ 板金加工の技術
✔ 屋根勾配の理解
✔ 下屋との取り合い処理
これらが揃って初めて、
「美しく・雨漏りしない屋根」が完成します。
次回はいよいよ完成のブログをお楽しみに!
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん京都南店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.