2024.10.05
城陽市にて屋根塗装希望のカラーベスト屋根を現地調査した事例記事の続きを紹介していきます。調査の結果、カラーベストの欠けやクラックが多数見つかり、屋根カバー工事へ変更する流れとなりました。前回のブログ▼城陽市でカラーベストの割れ・クラックにより屋根塗装から屋根カバー工法へ変更した事…
工事のきっかけは、アスベストの危険性です。アスベストは、繊維状の鉱物で、微粉末化されると吸入され、肺がんや中皮腫などの原因となる可能性があります。
アスベストは、1970年代から屋根材や断熱材などに使用されていましたが、1990年代以降、その危険性が認識され、使用が禁止されました。しかし、現在でも、アスベストを含有するスレート屋根が全国に数多く残っています。
この工事では、アスベストが飛散するリスクを抑えるため、カバー工法が採用されました。カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる工法です。既存の屋根材を撤去する必要がないため、アスベストの飛散を抑えることができます。
屋根全体にOSスマートルーフの本体が葺かれています。本体は、ガルバリウム鋼板製の波形の形状になっており、耐久性や耐候性に優れています。
本体葺きが完了したら、最後に、棟、ケラバなどの部材を設置して、工事完了となります。
ケラバ板金の端部に「捲られ防止金具」が取り付けられています。捲られ防止金具は、ケラバ板金が風で捲れるのをさらに防止する役割を果たします。
棟板金の結合部分の画像です。棟板金は、屋根の頂点部分に取り付けられる金属板で、雨水の流下をスムーズにしたり、屋根の強度を高めたりします。
棟板金の結合部分は、雨漏りのリスクが高い箇所です。そのため、コーキングでしっかりとシーリングを行う必要があります。
既設の大波スレート屋根の上に、OSスマートルーフが葺かれています。OSスマートルーフは、波形の形状になっており、耐久性や耐候性に優れています。また、アスベストを含有していないため、アスベスト対策も必要ありません。
OSスマートルーフの重ね葺き工法は、既存の屋根材を撤去する必要がないため、短期間で屋根葺き替えをすることができます。また、屋根の構造を変更する必要がないため、耐震性や断熱性などの性能を維持することができます。
このように、OSスマートルーフは、既存の屋根材を剥がさずに重ね葺きできるため、短期間で美しく丈夫な屋根リフォームを実現できるというメリットがあります。
具体的には、以下のメリットが挙げられます。
また、OSスマートルーフは、以下の特徴があります。
このように、OSスマートルーフは、既存の屋根材を剥がさずに重ね葺きできる、優れた屋根材と言えるでしょう。
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