2024.11.17
京田辺市で自社ビルの屋上に、違法建築で建てられた小屋から雨漏りが発生しご相談をいただいた事例を紹介していきます。ビルなどの屋上への小屋設置は、クリアしなければいけない問題が非常に多く一般的な物件ではありません。結果として足場の設置もコストが非常に高い現場だったため、室内から搬入で…
工事のきっかけは、アスベストの危険性です。アスベストは、繊維状の鉱物で、微粉末化されると吸入され、肺がんや中皮腫などの原因となる可能性があります。
アスベストは、1970年代から屋根材や断熱材などに使用されていましたが、1990年代以降、その危険性が認識され、使用が禁止されました。しかし、現在でも、アスベストを含有するスレート屋根が全国に数多く残っています。
この工事では、アスベストが飛散するリスクを抑えるため、カバー工法が採用されました。カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる工法です。既存の屋根材を撤去する必要がないため、アスベストの飛散を抑えることができます。
屋根全体にOSスマートルーフの本体が葺かれています。本体は、ガルバリウム鋼板製の波形の形状になっており、耐久性や耐候性に優れています。
本体葺きが完了したら、最後に、棟、ケラバなどの部材を設置して、工事完了となります。
ケラバ板金の端部に「捲られ防止金具」が取り付けられています。捲られ防止金具は、ケラバ板金が風で捲れるのをさらに防止する役割を果たします。
棟板金の結合部分の画像です。棟板金は、屋根の頂点部分に取り付けられる金属板で、雨水の流下をスムーズにしたり、屋根の強度を高めたりします。
棟板金の結合部分は、雨漏りのリスクが高い箇所です。そのため、コーキングでしっかりとシーリングを行う必要があります。
既設の大波スレート屋根の上に、OSスマートルーフが葺かれています。OSスマートルーフは、波形の形状になっており、耐久性や耐候性に優れています。また、アスベストを含有していないため、アスベスト対策も必要ありません。
OSスマートルーフの重ね葺き工法は、既存の屋根材を撤去する必要がないため、短期間で屋根葺き替えをすることができます。また、屋根の構造を変更する必要がないため、耐震性や断熱性などの性能を維持することができます。
このように、OSスマートルーフは、既存の屋根材を剥がさずに重ね葺きできるため、短期間で美しく丈夫な屋根リフォームを実現できるというメリットがあります。
具体的には、以下のメリットが挙げられます。
また、OSスマートルーフは、以下の特徴があります。
このように、OSスマートルーフは、既存の屋根材を剥がさずに重ね葺きできる、優れた屋根材と言えるでしょう。
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