2024.12.02
八幡市で玄関に庇がない住宅で、新設の相談をいただいた事例記事の続きを紹介していきます。ご依頼者さまは悪天候時に玄関の出入りで、雨に濡れるお悩みをお持ちでした。前回のブログ▼八幡市で庇の新設前の現地調査、玄関ドアの木に合わせた庇をご提案いたしました庇とは建物の窓や出入り口の上部に設…
お客様から工事のきっかけをお聞きしました。
築17年を超えた我が家は、ベランダの老朽化が気になり始めていました。特に、笠木部分の劣化が顕著で、雨漏りの心配もしていました。
最初は、簡単な補修で済ませようと考えていたのですが、業者に相談したところ、笠木全体の交換が必要とのことでした。
ベランダは、洗濯物を干したり、日光浴をしたりと、家族にとって重要な空間です。せっかくリフォームするなら、単に雨漏りを防ぐだけでなく、より快適な空間にしたいと考えました。
築10年を超えたベランダの笠木は、雨風や紫外線によって劣化が進み、以下の状態でした。
このまま放置すると、雨漏りの原因となるだけでなく、ベランダ全体の腐食にも繋がる恐れがありました。
以上のことから下地は新しくやりかえることになりました。
採寸
新しい笠木を設置するために、ベランダの幅、奥行き、笠木の立ち上がり寸法などを採寸しました。
採寸には、メジャーや水平器などの工具を使用しました。
前回のブログ記事で紹介したように、築10年を超えたベランダの笠木は、雨風や紫外線によって劣化が進み、雨漏りの原因となっていました。
木下地の上に
笠木を取り外した後のベランダに木下地が新設しています。
木下地は、ベランダの構造体であり、笠木を支える重要な役割を担っています。
そのため、木下地を保護し、雨漏りを防ぐために、改質アスファルトルーフィングを貼ります。
改質アスファルトルーフィング
改質アスファルトルーフィングは、アスファルトを主原料とした防水シートです。
従来のアスファルトルーフィングよりも耐久性と耐水性に優れており、雨漏り対策に効果的です。
2次防水
笠木の下に改質アスファルトルーフィングを貼ることで、万が一笠木から雨水が浸入しても、木下地を保護し、雨漏りを防ぐことができます。
これは、2次防水と呼ばれる防水対策です。
施工方法
改質アスファルトルーフィングは、木下地に釘やビスで固定します。
また、シート同士の継ぎ目には、専用のテープを使用して防水性を高めます。
雨漏り対策として、笠木を取り外した後の木下地に、改質アスファルトルーフィングを貼り、2次防水を行いました。
改質アスファルトルーフィングは、耐久性と耐水性に優れた防水シートであり、万が一笠木から雨水が浸入しても、木下地を保護し、雨漏りを防ぐことができます。
ガルバリウム
前回の記事で紹介したように、新しい笠木には、耐久性と耐食性に優れたガルバリウム鋼板を使用しました。
ガルバリウム鋼板は、軽量で加工性に優れているため、ベランダの笠木に最適な素材です。
成型品
ガルバリウム鋼板を、ベランダの形状に合わせて成型します。
成型には、専用の機械を使用し、正確な寸法で笠木を製作します。
笠木取り付け
成型された笠木を、ベランダに設置します。
笠木は、木下地にビスで固定し、しっかりと固定します。
つなぎめにはコーキング
笠木のつなぎ目には、コーキング材を充填します。
コーキング材は、雨水の浸入を防ぎ、防水性を高めます。
施工方法
笠木取り付けは、専門業者に依頼することをおすすめします。
専門業者は、豊富な経験と知識に基づいて、適切な施工を行います。
ベランダの笠木には、耐久性と耐食性に優れたガルバリウム鋼板製の成型品を使用しました。
笠木は、木下地にビスで固定し、つなぎ目にはコーキング材を充填して防水性を高めました。
ガルバリウム成型品笠木
前回の記事で紹介したように、新しい笠木には、耐久性と耐食性に優れたガルバリウム鋼板製の成型品を使用しました。
取り付け
笠木は、木下地にビスで固定します。
ビスの間隔は、笠木の形状や風圧などの条件によって異なりますが、一般的には30cm程度です。
コーナー部分
コーナー部分は、雨水が浸入しやすい箇所です。
そのため、コーナー部専用の笠木を使用するか、通常の笠木を加工して取り付けます。
施工方法
コーナー部専用の笠木を使用する場合は、笠木同士を専用の金具で固定します。
通常の笠木を加工する場合は、笠木を45度の角度でカットし、コーキング材を使用して防水性を高めます。
ガルバリウム鋼板製の成型品笠木を取り付けました。
コーナー部分は、雨水が浸入しやすい箇所なので、コーナー部専用の笠木を使用するか、通常の笠木を加工して取り付け、コーキング材を使用して防水性を高めました。
ガルバリウム
前回の記事で紹介したように、新しい笠木には、耐久性と耐食性に優れたガルバリウム鋼板を使用しました。
ガルバリウム鋼板は、鉄板に亜鉛メッキを施した鋼板で、軽量で加工性に優れているという特徴もあります。
成型品
ガルバリウム鋼板を、ベランダの形状に合わせて成型します。
成型には、専用の機械を使用しました。
今回は、L字型の笠木を製作しました。
笠木完成
成型されたガルバリウム鋼板を、ベランダに取り付け、笠木が完成です。
取り付けには、専用の釘やビスを使用しました。
また、笠木と壁の隙間には、コーキング材を充填して、防水性を高めました。
笠木は、専用の釘やビスでベランダに固定し、コーキング材で防水性を高めました。
ガルバリウム鋼板製の笠木は、耐久性と耐食性に優れており、雨漏りからベランダを守ります。
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