2024.08.11
京都市左京区の皆様、街の屋根やさん京都南店です。漆喰工事後に谷板金の穴あきが判明した事例の案件で、現場状況を交えながら漆喰の概要を解説していきます。瓦屋根の住宅では棟瓦の隙間に補填されているケースが大多数の漆喰。ですが、適切なメンテナンスを怠ると、棟のズレや雨漏り被害が生じる恐れ…
現地調査によるいくと、屋根の状態は非常によくさすが、日本瓦だと思いました。
日本瓦は50~100年と耐用年数が長く非常に長持ちします。
しかし、瓦自体は長持ちしますが、瓦を支えていく葺き土や、瓦の隙間を埋めてくれている漆喰はメンテナンスが必要です。
現地調査で屋根を見ていくと、棟瓦の熨斗瓦(のしかわら)がズレていたり、屋根の雨樋が無い面の袖瓦がズレていたり。
瓦と瓦の隙間を埋めてくれている漆喰(白い塊)などの劣化が見られました。
屋根全体としては状態が良いので、部分的な瓦を固定するメンテナンス工事をご提案いたしました。
屋根の頂上部にある棟と屋根面の隙間を白い漆喰(しっくい
)
と言う土で埋めています。
ここが剥がれてしまうと屋根の隙間から雨水が浸透し雨漏りが発生します。
漆喰の傷みが軽度な場合、劣化した部分を取り除き、詰め直します。
瓦が一部、割れてしまっている場合は部分交換をします。
大規模ではないので、工事というよりも補修といった感じです。
劣化して脆くなった漆喰を取り除き新しい漆喰を詰め直しました。
青緑瓦の青色と、漆喰の白色のコントラストがとても美しいですね。
今回は瓦を固定するメンテナンス工事で、瓦を固定するラバーロック工法と漆喰の詰め直し工事をさせていただきました。
早めのメンテナンス工事であれば、工事費用も抑えれますので被害が気になる前に早めのメンテナンスをお勧めいたします。
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