2024.11.17
京田辺市で自社ビルの屋上に、違法建築で建てられた小屋から雨漏りが発生しご相談をいただいた事例を紹介していきます。ビルなどの屋上への小屋設置は、クリアしなければいけない問題が非常に多く一般的な物件ではありません。結果として足場の設置もコストが非常に高い現場だったため、室内から搬入で…
・お客様のご要望:雨漏りの心配を解消したい ・工事内容:下屋根カバー工事 ・リフォームのポイント:既存の屋根材の上から施工するため、費用を抑えられる ・使用した屋根材:軽量で耐久性に優れたガルバリウム鋼板 ・工事期間:約3日 ・費用:約50万円
このブログを読んで、下屋根カバー工事について少しでもご理解いただければ幸いです。屋根リフォームをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
雨は屋根から流れ落ちるものですが、そのまま地面に落ちてしまうと、建物の基礎や外壁を傷めたり、水たまりを作ったりしてしまいます。そこで、雨水をスムーズに排水するために板金雨樋を取り付けます。
下屋根は、主に2階部分の屋根を指します。下屋根に板金雨樋を取り付けるには、以下の手順が必要です。
1. 材料の準備
必要な材料は以下の通りです。
2. 勾配の確認
雨水をスムーズに排水するために、板金雨樋には勾配が必要です。一般的に、1mあたり2cm程度の勾配が理想とされています。
3. 樋金具の取り付け
板金雨樋を支えるために、屋根に樋金具を取り付けます。樋金具は、屋根の形状や素材に合わせて選びます。
4. 板金雨樋の取り付け
樋金具に板金雨樋を差し込み、ビスで固定します。板金雨樋は、継ぎ目がないように取り付けます。
5. 竪樋の取り付け
板金雨樋から雨水を排水するために、竪樋を取り付けます。竪樋は、排水桝に接続します。
6. 排水桝の設置
雨水を地面に排水するために、排水桝を設置します。排水桝は、定期的に清掃が必要です。
7. 接続部の確認
板金雨樋や竪樋の接続部がしっかり固定されていることを確認します。
8. 水漏れテスト
水を流して、水漏れがないことを確認します。
板金は、金属板を折り曲げて加工した板金製品です。屋根や外壁、雨樋など、さまざまな部位に使用されています。
板金の接合部分は、雨水や湿気の侵入経路となる可能性があります。そのため、コーキングと呼ばれる防水材を使用して、接合部分をしっかりと塞ぎ、防水処理を行うことが重要です。
コーキングには、以下のような役割があります。
コーキングには、さまざまな種類があります。使用するコーキングの種類は、接合部分の形状や素材、環境条件などを考慮して選ぶ必要があります。
コーキング施工の手順
コーキング施工の注意点
定期的なメンテナンス
コーキング材は、経年劣化によってひび割れたり、剥がれたりすることがあります。そのため、定期的に点検を行い、必要に応じて補修する必要があります。
屋根の下葺き材として重要な役割を果たすのが、改質アスファルトルーフィングと呼ばれる防水シートです。このシートは、雨漏りから住まいを守るために欠かせない存在であり、適切な施工によって、屋根の耐久性と快適性を大きく向上させることができます。
改質アスファルトルーフィングの特徴
改質アスファルトルーフィングは、従来のアスファルトルーフィングよりも耐久性と防水性に優れているのが特徴です。アスファルトにゴム質などの改質剤を加えることで、柔軟性と耐熱性を向上させ、厳しい気候条件にも対応することができます。
下屋根への施工
改質アスファルトルーフィングは、主に下屋根に施工されます。下屋根とは、屋根材の下にある下地材のことです。改質アスファルトルーフィングを下屋根に貼ることで、雨水が下地材に浸透するのを防ぎ、雨漏りを防ぐことができます。
既存の雨樋板金にスーパーガルテクトを貼り付けることで、雨水がスムーズに雨樋へと流れるように導きます。
1. 既存の雨樋板金の状態確認
まずは、既存の雨樋板金の状態を確認します。サビや腐食、穴あきなどが確認された場合は、補修または交換が必要となります。
2. スーパーガルテクトの貼り付け
既存の雨樋板金の上に、スーパーガルテクトを貼り付けていきます。スーパーガルテクトは、軽量で耐久性に優れた金属板です。また、表面に特殊な加工が施されているため、雨水がスムーズに流れ落ちます。
3. 完成
すべての工程が完了したら、雨樋への排水がスムーズに流れるようになったことを確認します。
下屋根と壁の取り合いは、雨水が溜まりやすく、雨漏りが発生しやすい箇所です。そのため、雨押え板金を取り付けて、雨水の侵入を防ぐことが重要です。
雨押え板金は、屋根と壁の間に設置する板金です。雨水が壁を伝って下屋根に流れ落ち、その水が壁と屋根の隙間から内部に侵入するのを防ぎます。
雨押え板金を取り付ける際には、以下の点に注意する必要があります。
雨漏りのリスクを軽減し、建物の寿命を延ばすために、外壁と屋根の継ぎ目部分に水切り板金の取り付け工事が完了しました。
水切り板金は、雨水が外壁や屋根材の内部に浸入するのを防ぎ、雨漏りを防ぐために重要な役割を果たします。特に、外壁と屋根の継ぎ目部分は雨水が溜まりやすく、雨漏りのリスクが高いため、水切り板金の設置が重要です。
ベランダ壁と外壁の取り合い部分は、雨漏りのリスクが高い箇所です。雨水が浸入しやすいため、適切な防水処理が重要となります。
ベランダ壁の取り合い部分には、板金を使用して雨水を遮断します。板金は、雨水が壁の内部に侵入するのを防ぎ、防水性を高めます。
リフォーム工事において、既製品の水切り板金では取り付けができない場所が多く存在します。そのような場合、現場で専用の折り曲げ器を用いてガルバリウム鋼板を取り付け箇所の形に合わせて成型することで、以下のメリットを得ることができます。
1. ぴったりフィット:雨漏りリスクの低減
既製品とは異なり、取り付け箇所にぴったりとフィットする水切り板金を作成できます。隙間が生じにくいため、雨水の侵入を防ぎ、雨漏りリスクを低減できます。複雑な形状の箇所にも対応できるため、より確実な防水性を確保できます。
2. 美観向上:デザイン性の高い仕上がり
建物全体のデザインに調和する、美しい水切り板金を作成できます。既製品では難しい、曲線や斜めのラインなども自由自在に表現可能です。色や素材も豊富に選べるため、理想的な外観を実現できます。
3. 費用を抑えられる:無駄のない材料使用
必要な部分だけを成型するため、材料を無駄なく使用できます。既製品よりも材料費を抑えられるだけでなく、複雑な形状でも追加工事が少なく済み、施工費用も抑制できます。
4. 確かな施工:熟練の職人の技
現場で成型を行う職人は、豊富な経験と技術を持つ熟練者です。取り付け箇所の状況に合わせて最適な形状に成型し、確実な施工を行います。既製品では対応できない、細部までこだわった仕上がりを実現できます。
ベランダ笠木は、ベランダの防水性を高める重要な役割を担っています。雨水が壁や柱に沿って流れ込み、建物内部に浸食するのを防ぎます。
笠木板金の繋ぎ目には、雨漏りを防ぐためにコーキングを打つ必要があります。コーキングは、防水性と弾力性に優れた材料で、継ぎ目や隙間を埋めて雨水の侵入を防ぎます。
板金は、雨水が浸入しないよう、重ねて取り付けます。重ねしろは、雨水の量や風向きなどを考慮して適切に設定する必要があります。
ベランダ笠木の取り付けは、雨漏りを防ぐために重要な工程です。適切な施工によって、ベランダを長持ちさせ、建物の美観を維持することができます。
ベランダ笠木が仕上がりました。笠木は、ベランダの外周に設置されている板金で、雨水の浸入を防ぐ役割があります。また、ベランダの外観にも影響を与える重要な部材です。
今回の工事では、既存の笠木が劣化していたため、新しい笠木に取り換えました。新しい笠木は、ガルバリウム鋼板製で、耐久性に優れています。また、色はシルバーで、ベランダ全体の雰囲気をモダンに仕上げました。
下屋根カバー工事が完工いたしました。下屋根カバー工事とは、既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せるリフォーム方法です。この方法のメリットは、
などが挙げられます。
今回の工事では、下屋根にガルバリウム鋼板製の屋根材を使用しました。ガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性に優れているため、下屋根カバー工事に最適な素材です。
お客様は、以前にも当社にベランダ防水工事をご依頼いただいたことがあります。今回、ベランダ笠木と下屋根カバー工事のご依頼をいただいたことは、当社にとって大変励みになります。
お客様に喜んでいただけるよう、今後も精一杯努力してまいります。
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