屋根リフォームの要・防水シート施工！ルーフィングが雨漏りを守る“本当の屋根”

まいど！街の屋根やさん京都南店です！
伏見区の「カラーベスト → ガルテクト」カバー工法シリーズ、第4回目は 防水シート（ルーフィング）施工編 です。

多くの方は屋根材（ガルテクトや瓦）のことを“屋根”だと思われていますが、
実は建物を守っている本当の屋根は この防水シートなんです。

■ ルーフィング（防水シート）とは？

屋根材の下に敷く “見えない防水層” のこと。

これがあるから…

• 雨水が入っても建物内部に浸入しない

• 結露から下地を守る

• 台風・豪雨時でも雨漏りを防ぐ

屋根にとって 命の部分 と言える大切な工程です。

■ 今回は「改質アスファルトルーフィング」を使用

伏見区の現場では
耐久性の高い改質アスファルトルーフィング を採用。

通常のルーフィングよりも

✔ 耐熱性
✔ 防水性
✔ 耐久性

が高く、ガルテクトとの相性も抜群です。

■ STEP1：軒先から順に敷いていく

ルーフィングは
軒 → 棟方向へ
水が自然に流れる形で順番に施工します。

職人は一枚ずつ丁寧に張りながら、
シワや浮きが出ないようローラーでしっかり圧着。

隙間があると、そこが雨漏りの入口になるため、
慎重な作業が続きます。

■ STEP2：重ね幅をしっかり確保

ルーフィングはただ敷けば良いわけではありません。

今回の現場では
上下150mm以上の重ね代 を確保し、
側面の重ねも規定値より多めにとっています。

これにより防水層が二重三重になり、
雨水が逆流しても内部に侵入しません。

■ STEP3：弱点部は二重張りで強化

屋根の中でも特に雨が溜まりやすい場所は…

• 谷（たに）部分

• 壁際

• 棟まわり

• 下屋との取り合い

ここは雨漏りリスクが最も高い場所。

そのため今回は 二重張り（増し張り） を行い、
万全の対策を施しました。

■ STEP4：屋根全体を防水膜で覆い尽くす

ルーフィングが敷き終わると、
屋根は“巨大な防水シート”で覆われた状態になります。

この時点で屋根材がなくても
建物内部に雨は入ってきません。

お客様にも
「これが本当の屋根なんですね…！」
と驚かれる工程です。

■ ルーフィング施工のチェックポイント

街の屋根やさん京都南店では
以下のチェックを必ず実施しています。

• シワ・ヨレがないか

• 釘穴の位置は正しいか

• 端部処理は丁寧か

• 重ね幅は適正か

• 板金との取り合いは問題ないか

見えない部分こそ徹底的にこだわります。

■ まとめ：良い屋根は「ルーフィング」で決まる！

どれだけ高性能な屋根材を使っても、
ルーフィングが甘いと雨漏りは必ず発生します。

今回の伏見区の現場では、
丁寧な下準備と高品質ルーフィングによって
雨にも台風にも強い屋根の土台 が完成しました。

👉 次回予告【第5回】