カラーベスト屋根を調査。下地良好でガルテクトカバー工法を選択

まいど！街の屋根やさん京都南店です！
今回から全5回にわたり、八幡市で行ったカラーベスト屋根のガルテクトカバー工法について、工程ごとに詳しくご紹介していきます。

第1回は 現場調査編。
屋根リフォームで最も大切なのは、
👉 「今の屋根がどんな状態なのかを正確に見極めること」
です。

ガルテクトカバー工法とは→こちらをご覧ください！

■ 一見すると劣化しているカラーベスト屋根

八幡市のお住まいで屋根に上がってみると、

• 全体的に表面の色あせ有り

• 軽微なクラック

• 塗膜の劣化

といった、築年数相応の劣化が見つかりました。

ただし重要なのは
👉 屋根材の下にある「下地」の状態です。

■ 野地板（下地）の状態を重点的にチェック

今回、特に時間をかけて確認したのが以下の点です。

• 野地板に腐食はないか

• 踏んだときに沈み・たわみはないか

• 雨染み・黒ずみはないか

• 釘・ビスの効きはどうか

結果は──
非常に良好な状態。

雨漏り歴もなく、屋根構造としての剛性も十分でした。

■ 「構造用合板を貼らない」という判断について

最近は
「屋根リフォーム＝必ず合板を貼る」
と思われがちですが、それは正解とは限りません。

✔ 下地が健全
✔ カラーベストからのカバー工法
✔ 不陸（凹凸）が少ない

この条件が揃っていれば、
既存下地を活かした施工の方が合理的な場合もあります。

今回の八幡市の現場では、

• 不要な工事を省ける

• コストを抑えられる

• 屋根重量を増やさない

というメリットを重視し、
構造用合板は省略 しました。

これは手抜きではなく、
👉 現場を正しく診断したからこその判断 です。

■ カバー工法に最適な状態だった

今回の屋根は、

• 下地が生きている

• 既存屋根がスレート（カラーベスト）

• 雨漏りが発生していない

という条件が揃っていたため、
ガルテクトによるカバー工法が最適 でした。

断熱性・耐久性・軽量性をバランスよく向上させることができます。

■ まとめ｜屋根工事は「足し算」ではなく「見極め」

屋根工事で大切なのは、
「全部やること」ではなく
「必要なことを、必要なだけやること」。

今回の八幡市の現場では、
下地の状態を正確に見極めたからこそ、
最適で無駄のない工事計画が立てられました。

それでは次回のブログをお楽しみに！